6月12日の夜、以前通っていた語学学校の先生いわく「1年でいちばんクレイジーな夜」に、聖アントニオ祭に行きました。
私は昨年初めてこのお祭りに行ったのですが、まぁとにかくすごい人。
だいたいの人は20時〜21時くらいに夕飯を食べ、22時頃から街に繰り出してきます。
昨年は私もそんな感じで街に出たので、細い路地が満員電車のように人で溢れて身動きがとれない中、ビール片手になんとか進み…
路地に設置された特別ミニステージでは歌手が歌い、それに合わせてみんなが踊り、また少し進むと別のステージがあってまた歌い踊り…
とにかく飲んで歌って踊って、人で溢れる楽しいお祭り。
私が家に帰ったのは深夜2時頃だったか…だいたいの人は朝まで飲んでました。
昨年そんな王道の(?)楽しみ方をしたので、今年は早めに行ってイワシを食べて雰囲気を味わって早めに帰ろう、と友人と話していました。笑
なので、今年は18時半にアルファマの下の方、ファドミュージアム(Museu do Fado)前の広場で待ち合わせ。
まだ普通に歩けるくらいの混雑具合です。
そしてどこもかしこもイワシを焼いています。煙がもくもく。
そこから1ユーロのビール片手にアルファマ地区を登っていき、ポルタス・ド・ソル展望台の豚の丸焼きを横目にグラッサ地区へ。
ふだんは静かでのんびりした公園も、ここぞとばかりに焼き場とテーブル・イスが設置されていました。
私たちもそこのテーブルでイワシをいただきました。
今年初のイワシです。美味しかった!
ちなみに屋台はイワシだけではなく、肉を焼いているところもあるし、夏の名物カタツムリ(caracóis:カラコイシュ)を出しているところもあります。
さらにぶらぶらと歩いていき、目に入ったのはエンパナーダ(肉や野菜の入ったパイ)のお店。
普段よく通っている道でも、「こんなお店あったんだ?」というような発見がありました。
エンパナーダが美味しそうだったので買い食い。
その後また歩いていたら、大鍋でビファナ(豚肉バーガー)の豚肉をぐつぐつ煮ている屋台が。
汁だくのビファナ…これは美味しいに違いないと思い、購入。
こちらも間違いない美味しさでした。
そのまま歩いてスタート地点のファドミュージアム前に戻り、時間は21時半。
人手が最高潮になる前に、平和に解散しました。笑
その後私はちょっとだけ、1人でリベルダーデ大通り(Avenida de Liberdade)のパレードを見に。
歩いて到着した頃には、通りの両側はすごい人!
なんとか背伸びして隙間から3組くらいのパレードを見ましたが、疲れたのですぐ帰りました。笑
パレードはテレビでも見れますからね!
そんなこんなで6月12日の夜は更けていき…6月13日は祝日です。
今年も楽しいお祭りでした!
6月中の夜は屋台が出ているので、旅行でいらっしゃる方はぜひ、この時期だけの盛り上がりを体験してみてください☺︎
あと普通に、炭焼きのイワシはとっても美味しいです。
レストランなんかでイワシのグリルを頼むと、1人前のお皿に4〜5尾のっています。意外とぺろっと食べちゃいますよ〜。
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