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モンサラーシュへの行き方

いまInstagramで、昨年9月に行ったモンサラーシュ旅行の写真を載せています。
モンサラーシュ(Monsaraz)はリスボンより南のアレンテージョ地方のスペイン国境付近にある小さな村です。
30分もあれば村を一周できるほど小さいモンサラーシュですが、「もっともポルトガルらしい村」にも選ばれており、丘の上の城壁に囲まれた村は一見の価値ありです。

ところが、モンサラーシュは交通の便が悪い場所にあり慣れない旅行客が行くには大変かと思いますので、リスボンからモンサラーシュまでバスを使った経路を書き留めておきます。
(もし海外で運転ができるのであれば、レンタカーで行くのがいちばんおすすめですよ)

リスボンからアレンテージョ地方へのバスの検索は、Rede expressos というサイトを使いました。

出発はリスボンのSete Rios駅のバスターミナル。

モンサラーシュまで1本で行けるバスはなく、Reguengos Monsaraz(ヘゲンゴス・モンサラーシュと読みます)というバス停で乗り換えが必要です。
Sete RiosからReguengos Monsarazまで行く直通バスは1日2本。
途中エヴォラで待ち時間がありますが、そのまま乗っていて大丈夫です。
(エヴォラまで行って別のバスに乗り換えるという行き方もあります。そうするともっと本数はありますが、どのバスに乗り継ぐのかしっかり確認しないといけません。)

Reguengos Monsarazに着いたら、バスの待合室があるので、そこでモンサラーシュ行きバスの時間を確認してください。
待合室には時刻表がたくさん貼ってあるので、どれがモンサラーシュ行きかわからなければ、窓口もあるので聞いてください。
学校のある時期は1日3本、学校のない時期は1日2本です。

ポルトガル語ですが、 このサイト で時刻表を見ることもできます。
Origemに出発地、Destinoに目的地を入れてください。

待合室はきれいで椅子がたくさん並んでおり、無料のトイレもあります。

バスの料金は、乗るときに運転手さんに行き先を告げて、直接支払います。
そして小さな村々を経由しながら、1時間ほどでモンサラーシュのバス停に到着です。(写真がモンサラーシュのバス停)

<私の行きのルート> 2018年9月時点

07:00  Sete Rios 発
09:35  Reguengos Monsaraz 着

13:45  Reguengos Monsaraz 発
14:39  Monsaraz 着

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帰りも同じバス停から出発です。

ただ、モンサラーシュ発のバスが8:00の次が14:40。
8:00だと朝食が食べられないけど14:40はちょっと遅いような…
と思って、最初はホテルの方にお昼にタクシーをお願いしていたのですが、やっぱりモンサラーシュをすみずみまでゆっくり見たい!と思い直し、14:40のバスで帰ることにしました。

また帰りのReguengos Monsarazからエヴォラ行きのバスは、行きのような直通バスではないため、本数が少し多いです。
路線もひとつではないので、よく確認してください。(私は別ルートのバスがあると知らず、2時間余計に待ちました…)

<私の帰りのルート> 2018年9月時点

14:40  Monsaraz 発
15:14  Reguengos Monsaraz 着

18:15  Reguengos Monsaraz 発(16:10発のバスもあったのに気付きませんでした…)
19:15  Évora 着

19:30  Évora 発
21:15  Sete Rios 着

エヴォラからリスボン行きのバスは1時間に1本くらいの間隔で出ています。

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なかなか普通の旅行では行きづらい場所ですが、モンサラーシュはもちろん道中のバスから見えるアレンテージョの広大な大地も素晴らしいので、ぜひ行ってみてほしい場所です。
モンサラーシュに行く際は、夕日と星空と朝日を見れるように1泊するのが断然おすすめです!